信じていいの!? 塗料の期待対応年数とは?

塗料の期待対応年数のお話しを書かせて頂きました。

「この塗料は10年~12年」位もちます、などWebページで書かれているのを目にされると思います。

実際にカタログにも書かれていますし、お客様も塗料を選ぶ時にそれを参考にされると思います。

そのカタログに塗料が劣化していくグラフが書かれていますよね。

 

例えばこんなグラフです。

 

 

そのグラフに小さな字で「キセノンランプによる促進耐候性試験」の文言を見つけることが出来ます。

強い紫外線を含むライトを照射し、光沢保持率(艶がどれ位あるか)を計測していきます。

この試験はJIS規格で細かな決まりがあります。

それを守りながら進めていくのです。

 

促進耐候性試験機

【写真引用】https://www.boken.or.jp/find_items/industrial_material/car_material/1116/

 

一般にキセノンランプによる促進耐候性試験は、250時間が1年相当と評価されています。

なので2500時間で10年相当です。

そして光沢保持率を80%以上維持出来る期間を「期待対応年数」と呼ばれています。

ただ、色によって異なりますので、「10年~12年」のように巾をもたせています。

ところが、実際に期待対応年数は、試験結果だけで決められていません。

実は、公表されている期待対応年数には「大人の事情」を感じます。

それは、高級な上位商品をラインナップしている場合、廉価商品と性能の差がなければ、差別化が図れません。

しかし、廉価商品も高級商品に近い性能を持ち合わせていたらどうでしょうか?

高級商品が売れなくなりますよね。

そうなんです、そのような事情で意図的に期待対応年数を低く記載されていることがあります。

 

 

 

例えば、日本ペイントファイン4Fセラミック

高弾性・透湿性・超低汚染多機能な商品

 

 

超耐久性と記載されている高級路線です。

 

 

メーカーの期待対応年数は15年~20年とカタログに記載されています。

それでは、光沢保持率80%を下まわる試験時間を見てみます。

 

 

4000時間と読むことが出来ます。

 

この試験方法ですが、「SWOM」と書かれていますね。

この「SMOM」とはサンシャイン・ウエザー・メーターと呼ばれる試験方法で、1960年ぐらいから使われています。

紫外線の特性が太陽光と異なるため、現在はキセノンランプ(XWOM)に移りつつ有りますが、日本ペイントさんは車両塗料も古くから作られているので、試験機を自社でお持ちなんでしょう。

 

キセノンランプに置き換えると、私のイメージですと1.2倍相当。

なので、4000時間は4800時間程度でしょうか。

19年~20年。凄い耐候性ですね。期待対応年数通りです。

 

私の計算、間違っていたらごめんなさい ^^;

 

ご興味のある方は、2006年に関西ペイントの技術者が発表した論文、「促進耐候性試験法」をご一読下さい。

 

 

次は、SK化研のプレミアムシリコンです。

 

 

 

メーカーの期待対応年数は「14年~16年」とカタログに記載されています。

しかし、性能維持とされる光沢保持率80%は何時間でしょうか。

 

5000時間です。

 

250時間が1年相当なのでグラフを確認すると20年相当と読み取れます。

なのでかなり控えた対応年数を記載されていますね。

 

お客様から見ればお得な感じがします。

一般に、「フッ素はシリコンより長持ち」と言われていますが、フッ素の含有量や、シリコンの含有量で性能が異なります。

低汚染性能とかも有るので、単純には比較できませんが、国家規格であるJIS規格に沿った試験方法は「キセノンランプ」になるため、最も適正な比較が出来

ます。 

期待対応年数の年数表記はメーカー毎の期準で設定出来てしまうので、厳密に比較するならキセノンランプの結果時間で比較して判断すべきです。

 

 

ところで、超お得な「やり過ぎ」ている塗料があります。

 

 

 

グラフでは6000時間で92%位と読み取ることが出来ます。

目安の80%よりはるかに高い値いです。

何年相当の塗料なんでしょうか?

 

試験が6000時間で終わっているのが残念です。

実は促進耐候性試験をする会社によると、1時間当たり水噴霧ありで1350円程の費用がかかります。

6000時間×1350円!

凄い費用がかかるんですね!

6000時間といえば単純計算で24年相当。

塗料期待対応年数の概念から外れています(笑)

正直、この塗料の光沢保持率が80%を下まわるのは、何時間なのか興味を持ちますが無駄な費用ですね。

 

因みに、この塗料の「期待対応年数13年~16年」(笑)

 

どんな基準でこの期待対応年数を定めたのでしょうか。

実はこのメーカー、超高級塗料ラインナップが有ります。

なので恐らく先に書いた「大人の事情」なのでしょう。

 

正直、この促進耐候性試験グラフを見た時は二度見しました。

とんでもない性能なので、単位と時間を確認したほどです。

 
で、この塗料、「やり過ぎ」ているのはこれだけではありません。

 

通常色を出すのに顔料を使いますが、一般的な顔料は「有機系」の為、時間の経過と共に徐々に色が抜けて白っぽくなります。

この塗料は、「無機系」顔料を使っているので、長期間の暴露でも変色しにくいものとなっています。

 

スバラシイ!

 
で、もう一つ「やり過ぎ」でいる性能が有ります。

 

えっ! まだやり過ぎているのか!

 

と、期待にお応えしてお伝えします。

ここ最近荒っぽい気候になりつつ夏場の温度上昇が気になりますよね。

 

そうなんです、「遮熱塗料」なのです。

 

どれぐらいの遮熱かというとサイディングでの試験によると・・・。

 

実験2時間後

表面 64.5度 → 55.3度 温度差9.2度

裏面 47.9度 → 39.3度 温度差8.6度

 

熱伝導率の低いサイディングでこの成績はトップクラスじゃないでしょうか。いくら何でも「やり過ぎ」です。

熱伝導率の高い金属に塗ったらどんな数字になるのか興味津々。

こんな「やり過ぎ塗料」を見つけると嬉しくなります。

各塗料メーカー様には、いつも大変お世話になっているので、ここでは商品名は伏せさせていただきます。

 

ご了承下さいませ。(大人の事情)

 

そのかわり、お見積をご依頼を頂いた際はこの「やり過ぎ塗料」でご提案させていただきます。

 
あっ!もう一つ「やり過ぎ」がありました。

 

この塗料、凄くお求めになりやすいです 。

 

「やり過ぎ塗料」は高くないのです。

 

そうなんです、その理由があります。

それを聞かれると「あぁ、ナルホド!」と思われます。

詳しくはお見積提出時に御説明させていただきます。

是非、この「やり過ぎ塗料」、お試し下さいませ。

 

  
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