外壁塗装に係わる国家資格と言えば、
一級塗装技能士
厚生労働省が所管している国家資格で、取得することで「塗装に関する十分な技術と能力を有していること」と、認定されます。
受験資格は実務経験7年以上で、試験は学科と実技があります。
学科試験は、塗料・塗装に関する知識、関連する法律等など。
実技試験は、下地調整(パテシゴキ)・調色・作図・吹付等など。
「合格率50%の狭き門」といわれる事も有ります。
私が受験したときは、「事務をしていたような方」や、「ある工程を専門にしていた方」も見受けられました。
外壁塗装だけでなく、内装塗装や工場の焼き付け塗装の知識も問われるので、試験範囲が広いのが難しい理由と思います。
特に、塗料の原色を組み合わせる「調色の問題」で苦労されている方を多く見受けられました。
緑色系が課題に有ったのですが、調色の経験が必要な色なので「いい課題だなぁ」と、感心した記憶があります。
緑色系は、紺・オーカー・黒のバランスに気を遣います。
ただそれ以前に、「原色は何が必要なのかな?」と悩まれている方もおられたので、調色は経験が無いとかなり難しいです。
一級塗装技能士は、「経験値の裏付け」ができる資格です。
私たちも取得しておりますので、安心してお任せくださいませ。