番線ってご存じでしょうか。
簡単にいえば、長くて太めの針金です。
使うようによって太さや長さが違うのですが、
私たちがよく使うのは、
「つくり番線」と言われる物です。
普通の番線は丸い束になっています。
https://www.monotaro.com/monotaroMain.pyより引用
使い方はこんな感じです。
https://www.monotaro.com/monotaroMain.pyより引用
重量物を束にする際によく使います。
「つくり番線」というのは
予め適当な長さにカットしている物です。
https://www.higashiosakabrand.jp/products/478/より引用
主な用途は、丸太で足場を組むときに、
丸太と丸太を結束するのに使用します。
引用元
修行中、この番線とシノ(束ねる際つかう鉄の棒。上の写真にも写ってます。)の
使い方になれる必要がありました。
今では金属製の足場が中心ですが、
当時は丸太が中心。いまでも解体現場などは、丸太足場を使っていますね。
この番線、結束以外にも塗料の空き缶を利用して、
材料を運ぶ容器を作ったり、
調色の際の混ぜ棒に使ったりと色々な用途があります。
番線を上手に使いこなす職人は減りましたが、
建築現場で丸太足場を見かけられたとき、
一度興味をもって見て下さいませ。
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