店舗改装をしている現場の前を通りかかったとき、
塗装職人が内装塗装をしているのに目がとまりました。
興味をもって少し眺めていたのですが、
どうも違和感があるのです。
それは刷毛を運ぶ手順が逆手になっているのです。
一般的に右利きの作業員の場合、
塗装作業としては部屋の右から左へと体を運びます。
そして引力があるので上から順番に作業をし、
下の方に降りてきます。
右から左へと・・・
これは、塗料の付いた刷毛を壁に載せた際、
最初に刷毛が触れた箇所が「クチャ!」とした刷毛の後が付ます。
これを左側の方から、右側へ刷毛さばきをして、
塗料を塗布します。
その後、体を左側に少し移動して、
改めて左側の方から、右側へ刷毛さばきをします。
すると、一回目に刷毛が最初に触れた箇所は、
2回目に塗った刷毛さばきによって消されます。
すると、刷毛ムラが出ないのです。
これを繰り返し進めていくのですが、
その店舗塗装では左から右へと塗っていました。
内装の経験が少ない作業員だなぁ、と思いつつ、
外装の場合はそのよう事を意識しないので、
そちらを得意にしているんだろうなぁ、と感じました。
水性の艶消し(EP)を塗っていたので、
なんだか仕上りが心配 ^^;
ムラが出なければいいですが・・・。